【第1弾】中間決算期に増配修正した高配当12銘柄(2022年秋季)

決算発表

10月下旬から11月中旬にかけて、2023年3月期の決算銘柄が中間決算を発表します。
(2023年3月期の中間決算は、2022年4月から2022年9月までの決算になります)

2023年3月期も早いもので、半分が通過しました。

中間決算にもなると通期業績予想引き上げに伴い、配当金予想を増額修正する企業が出てきます。

中間とは言っても、まだ半分の期間が残っています。

この段階で増配修正してくれる企業は、今後の業績に対して自信があり、かつ株主還元に力を入れていると思います。(増配修正を発表したのに、終わってみればやっぱり無理でした・・・というのでは投資家の信用を損ねてしまいますからね)

二イマルクは中間決算で、次の①~③のような銘柄に注目していますが、今回は①の増配修正を発表した銘柄を紹介したいと思います。

①:業績引き上げに伴い、増配修正
②:業績引き上げをしたものの、配当は据え置き
③:中間決算で進捗率は高いものの、業績・配当は据え置き

①・②の銘柄は発表後に株価が上昇してしまうことが多いので、③の中から第3四半期決算以降に増配修正が期待できる銘柄に先回りするとインカムとキャピタルの2重取りができるかもしれません。

第1弾は、2022年10月28日までの増配発表銘柄です。

2022年10月29日時点データ

この中で、南陽(7417)・バイタルケーエスケーHD(3151)・大建工業(7905)・伊藤忠(8001)は中間決算発表に先行して増配修正を発表しています。

バイタルケーエスケーHD(3151)は増配修正と同時に配当方針も変更し、DOEを採用をして企業価値向上に取り組むことが発表されました。

DOEは単年度の業績変動による影響を受けにくいため、安定して配当金をもらうことができる配当方針です。

一時的に業績が悪化しても大幅な減配リスクを低減させることができることから、株主還元強化として採用する企業が増えています。

今回紹介した銘柄では、大建工業(7905)も配当方針にDOEを採用しています。

将来的に配当金生活を目指している二イマルクは、DOE銘柄を主な投資対象にしています。

DOEが安定配当になる理由や配当方針としての特徴をわかりやすく記事にまとめたので、配当金投資としてDOE銘柄に興味を持っている方は是非、ご覧になってください。

このほか、伊藤忠(8001)と豊田通商(8015)は累進配当を導入しているため減配リスクはかなり低いと思います。

その他の銘柄は業績連動型の配当政策なので、今期は業績好調であっても世界的に景気後退が指摘されている状況で、来期以降の業績も考慮する必要があると思います。

来週以降も中間決算が続くので、ウォッチングを続けていきたいと思います。

本記事は投資を推奨するものではありません。
また、数値に誤りがある場合もありますので、最終的にはご自身で確認した上で判断してください。

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