【第7弾】中間決算期に増配修正した高配当2銘柄(2022年秋季)

決算発表

決算発表に伴い、増配修正を発表した高配当銘柄を紹介します。

第7弾となる今回は、2022年11月15~18日に増配修正を発表した2銘柄です。

10月下旬から11月中旬にかけて、2023年3月期の決算銘柄が中間決算を発表します。
(2023年3月期の中間決算は、2022年4月から2022年9月までの決算になります)

中間決算にもなると通期業績予想引き上げに伴い、配当金予想を増額修正する企業が出てきます。

この段階で増配修正してくれる企業は、今後の業績に対して自信があり、かつ株主還元に力を入れていると思います。(増配修正を発表したのに、終わってみればやっぱり無理でした・・・というのでは投資家の信用を損ねてしまいますからね)

二イマルクは中間決算で、次の①~③のような銘柄に注目していますが、今回は①の増配修正を発表した銘柄を紹介したいと思います。

①:業績引き上げに伴い、増配修正
②:業績引き上げをしたものの、配当は据え置き
③:中間決算で進捗率は高いものの、業績・配当は据え置き

①・②の銘柄は発表後に株価が上昇してしまうことが多いので、③の中から第3四半期決算以降に増配修正が期待できる銘柄に先回りするとインカムとキャピタルの2重取りができるかもしれません。
2022年11月18日終値時点データ

理由はよくわかりませんが、3大メガ損保(東京海上、MS&AD、SOMPO)は常に決算日から45日を超える日程で、これが終わると決算発表期も終了したな、という気持ちになります。

MS&AD(8725)は今回の中間決算で、予想よりも自然災害・新型コロナの保険・給付支払いが大きくなった等の影響で、通期予想を大幅に引下げ修正をしました。

一方で、配当予想は185円から200円に増額修正しています。

二イマルクが確認した会社の配当政策とは合わない増額修正のような気がします。

継続的に配当を高めてくれる銘柄は投資家にとって心強いですが、少し不気味に感じます。

ミタチ産業(3321)は前回までの決算でも好調でしたが、保守的な業績予想を出すイメージがあり、年初の配当予想を前期より減配としていたため、インカム狙いの配当金投資としては躊躇してしまいます。

さて、7回に渡って高配当の増配修銘柄を紹介してきましたが、2023年3月期中間決算期間は今回が最終です

今回の2銘柄を加えると、7弾までで合計94銘柄を紹介してきました。

次回は、総括として94銘柄一覧と増配発表後に株価が高騰している銘柄もあるので、現在時点の配当利回りも紹介したいと思います。

本記事は投資を推奨するものではありません。
また、数値に誤りがある場合もありますので、最終的にはご自身で確認した上で判断してください。

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